〇12誘導心電図検査や24時間ホルター心電図検査、イベントレコーダーの結果をもとに、抗不整脈薬を含めた内服調整を行います。原因不明の失神等に対しては植込型心電図記録計(ループレコーダー)の植え込みも行います。
〇洞不全症候群や房室ブロック等のめまいやふらつき、失神の原因となるような徐脈性不整脈に対して永久ペースメーカー植え込み術を行います。
〇2023年8月よりリードレスペースメーカー(Micra™)の植え込みが可能になりました(図1)。
〇発作性上室頻拍や心房粗動に対するカテーテルアブレーション治療に加え、2023年6月から心房細動、難治性心室期外収縮に関してもカテーテルアブレーション治療を開始しました。
〇致死性不整脈に対する植え込み型除細動器(ICD/S-ICD)や重症心不全に対する両心室ペーシング治療(CRT)が必要な患者様に対しては、手術が可能である福岡大学病院を含めた近隣の医療機関と連携して円滑な治療を行えるようにしています。ICD/S-ICD、CRT植え込み後は当院外来での定期チェックや設定調整も可能です。